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モイストヒーリング(湿潤療法)の考え方 モイストヒーリング(湿潤療法)、4つのメリット
医療現場で注目されるモイストヒーリング(湿潤療法) 家庭でも手軽にモイストヒーリング

モイストヒーリング(湿潤療法)の考え方
キズは乾かす?潤いを保つ?


滲出液(しんしゅつえき)を乾かさない
キズ口から出てくる透明な液体は、体液(滲出液)といって細胞の成長や再生を促す「キズを治す成分」が含まれています。この体液(滲出液)は皮膚の自然治癒に重要な役割を果たすため、乾かさないようにします。

かさぶたをつくらない
表皮は、体液(滲出液)の中で細胞が増殖・移動し再生されます。かさぶたができてしまうと、その活動は妨げられ、細胞が死んでしまうこともあるのです。なめらかな表皮を早く再生するためには、体液(滲出液)を保ちかさぶたをつくらないようにします。
この体液(滲出液)の働きを最大限に活用する治療法が「モイストヒーリング(湿潤療法)」です。

モイストヒーリング(湿潤療法)、4つのメリット

モイストヒーリング(湿潤療法)のメリットは、多くの臨床試験で実証されています。キズが早く治る、キズ痕が残りにくくきれいに治るというメリットだけでなく、キズを密閉環境におくことで感染が抑えられるほか、乾燥による神経への刺激が少ないため痛みが少ないというメリットもあります。

メリット1 早く治る! メリット2 きれいに治る!
メリット3 感染の心配が少ない! メリット4 痛みが少ない!

モイスト(湿潤)とドライ(乾燥)の比較
モイストヒーリング   ドライヒーリング
保 持 体液(滲出液) 乾 く
できづらい かさぶた できる
促進される 表皮の形成 妨げられる
キズには潤いが大事なのね!
▼この結果
早 い 治 癒 遅 い
目立たない キズ痕 目立つ
可能性が低い   感 染  可能性が高い
少ない 痛 み あ る
外部からの感染。ただし、キズをしっかり洗った後、モイストヒーリング専用のばんそうこうなどで保護し、キズが清潔な状態の場合。


医療現場で注目されるモイストヒーリング(湿潤療法)

「キズは早く乾かして、かさぶたをつくって治す」。この考え方(ドライヒーリング)に基づいて、長年にわたり治療が行われてきました。しかし1962年に「キズは乾かすよりも、ぴったり覆って体液(滲出液)を保ったほうが早く治る」(モイストヒーリング)という研究結果が発表されると、キズケアの新しい方法として湿潤療法が取り入れられました。
現在、専門の医療機関ではキズややけど、床ずれの治療に取り入れられています。
モイストヒーリングの発見と歴史


家庭でも手軽にモイストヒーリング

救急ばんそうこうは家庭でモイストヒーリングできる便利なキズケア製品の一つ。最近では、医療現場で使われている素材を家庭用に応用したキズケア製品も登場。体液(滲出液)をキズ口にうまく保てる設計になっています。
使用の際は、使用上の注意をよく読んで使いましょう。
イラスト
モイストヒーリングでキズが治る様子
※BAND-AID(R)キズパワーパッドTM(販売名「バンドエイドah」管理医療機器家庭用創傷パッド)を使用した場合


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