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キズの種類を知っておこう

キズは、そのできた原因によって分類されるのがふつうです。ここでは、日常よく起こるキズの種類を取り上げて、解説します。
家庭でケアできるキズ、病院へ行った方がよいキズを見極め、キズに適した応急処置をしましょう。


切創(切りキズ)
切創(切りキズ)
原因 鋭く切れるものが皮膚にくい込む
(例)ナイフやガラスの破片で切ったキズなど
皮膚の症状 キズのふちが平らで、大きく裂けています。
キズケアの注意 軽いキズの場合は家庭でケアできます。
キズが深い場合は、神経や筋肉なども損傷を受けている可能性もあるので病院へ。
擦過創(すりキズ)
擦過創(すりキズ)
原因 ザラザラしたものが皮膚をかする
(例)転んでひざをすりむいたキズなど
皮膚の症状 軽い場合は、表皮や真皮の途中までがこすり取られ、皮下組織は無傷。点状の出血が特徴です。
キズケアの注意 基本的には家庭でケアできます。キズに入った砂などの異物を水できれいに洗い流してから処置をしましょう。キズが広い、または深い場合はケアが難しいので病院へ。
水疱(水ぶくれ)
水疱(水ぶくれ)
原因 圧迫と摩擦が同時に起こる
(例)くつずれなど
皮膚の症状 表皮が真皮からはなれて浮き上がり、その間に組織液がたまった水疱ができます。
キズケアの注意 水疱は破らないように。破れてしまったら皮をきれいに取り除き、救急ばんそうこうでカバーします。
裂創(裂けキズ)
裂創(裂けキズ)
原因 横に引き裂く力が皮膚に加わる
(例)机や壁の角にぶつけたキズなど
皮膚の症状 キズ口は不ぞろいに引き裂かれ、出血量が多いのが特徴です。
キズケアの注意 キズ口がきれいにふさがらないので病院へ。キズ口を直線的に切る処置をします。
刺創(刺しキズ)
刺創(刺しキズ)
原因 とがったものが皮膚に突き刺さる
(例)クギやハサミ、とげや木片などによるキズなど
皮膚の症状 キズ口は狭く見えますが、刺さった深さによっては内部器官も損傷を負うことがあります。
キズケアの注意 深くまで異物がくい込んだ場合は、異物を取り除かずそのまま病院へ。異物を抜いたつもりでも、まだ体内に残っている場合があり危険です。
咬創(咬みキズ)
咬創(咬みキズ)
原因 動物のとがった歯によるキズ
(例)犬やネコの咬みキズなど
皮膚の症状 キズ口が狭く見えますが、深いところの組織が破壊されていることがあります。
キズケアの注意 感染の危険が高いので、キズの大きさにかかわらず必ず病院へ。
打撲創(だぼく)
打撲創(だぼく)
原因 鈍器による衝撃など
皮膚の症状 外側は無傷ですが、奥の血管や組織が破壊されて内出血や浮腫、痛みがあります。
キズケアの注意 軽い内出血だけなら数日で治りますが、骨折がないかを注意する必要があります。
熱傷創(やけど)
熱傷創(やけど)
原因 温熱的作用
皮膚の症状 キズの深さによってI度〜III度に分類され、I度では赤みとヒリヒリした痛み、II度では水疱、III度では表皮が硬くなって灰白色になります。
キズケアの注意 すぐに冷水をかけて冷やし、範囲が広かったり深そうな場合は病院へ。低温やけどの場合は範囲が小さくても深い可能性があるので、病院へ行きましょう。


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