正しいキズケア推進委員会
正しいキズケア基礎知識
正しいキズケアステップ
キズのメカニズム
モイストヒーリング(湿潤療法)
って何?
キズの種類
キズケアFAQ
正しいキズケアBOOK差し上げます
正しいキズケア推進委員会について
メディア掲載情報
活動について
正しいキズケア情報ネットワーク(KJN)について
正しいキズケアに関するリンク集
  ニュースリリース  


なんとなく気になっていた疑問も、これで解決!キズケアFAQ

キズケアに関するよくいただくご質問を紹介します

キズの処置について
Q1. キズ口にしみ出てジュクジュクしているのが滲出液なのか、膿(うみ)なのかわかりません。見分け方はあるのでしょうか?
Q2. 軽いすりキズ程度でも、救急ばんそうこうは必要ですか?
Q3. キズが化膿したらどうすればいいのですか?
Q4. キズはどうして痛むの?

処置をした後のことについて
Q5. お風呂に入っても大丈夫?
Q6. かさぶたができてしまったら?
Q7. 子供がかさぶたをはがしてしまいました。どうしたらいいですか?
Q8. 体調や食事もキズの治癒に関係する?
Q9. キズ跡は消すことができますか?

救急ばんそうこうについて
Q10. 救急ばんそうこうを貼り替えるタイミングは?
Q11. 救急ばんそうこうを巻いた指で魚や肉などをさわっても大丈夫ですか?
Q12. 救急ばんそうこうのテープにかぶれるのですが…?

その他のキズケアアイテムについて
Q13. 軟膏やクリームなどの薬は使ったほうがいい?
Q14. ガーゼでもキズケアできる?
Q15. 消毒剤は使ったほうがいい?
イラスト
イラスト



Q1. キズ口にしみ出てジュクジュクしているのが滲出液なのか、膿(うみ)なのかわかりません。見分け方はあるのでしょうか?
A1. 膿は色が濁っていてドロッとした感じで、ちょっといやなにおいもします。
それと比べて滲出液は透明で薄黄色。どちらかというとサラサラしています。
  もしかして化膿してる!? 膿と滲出液の見分け方
  滲出液
黄色〜緑色 透明で薄黄色
形態 ドロッとしている サラサラ
におい あり なし
発現時期 キズができて3、4日後 キズができて数時間〜1、2日


Q2. 軽いすりキズ程度でも、救急ばんそうこうは必要ですか?
A2. 救急ばんそうこうを貼ったほうが、キズ口を清潔に保ち保護してくれるので、軽いキズだとしてもキズの治療にはよいと言えるでしょう。


Q3. キズが化膿したらどうすればいいのですか?
A3.

皮膚には自然治癒力があるからといって、キズをそのまま放っておくと、細菌に負けて化膿してしまうことがあります。化膿してしまったら病院へ行きましょう。医師が、キズの処理、抗生物質の投与など、適切な処置をしてくれるはずです。病院へ行く前に、水で洗ったり消毒したりする必要はありません。



Q4. キズはどうして痛むの?
A4. 家庭で処理できる程度のキズであれば、炎症期(受傷後3〜4日)が終われば痛みはありませんが、キズ口が乾燥すると、再生しようとしている表皮の細胞やキズ口の神経細胞が痛めつけられ、皮膚の神経を刺激して痛みが生じます。滲出液を保ち、乾燥を防ぐケアを心がけましょう。痛みが続く場合は病院へ行きましょう。特にキズが赤く腫れてズキズキ痛む場合は細菌感染の可能性があるため、必ず病院へ行きましょう。


Q5. お風呂に入っても大丈夫?
A5. 救急ばんそうこうを貼ったまま、またはガーゼの上から市販の防水フィルムを貼って、キズ口に水が入らないようにすれば可能です。入浴後は救急ばんそうこうやガーゼは貼り替えましょう。


Q6. かさぶたができてしまったら?
A6. かさぶたができるということは、キズが乾いてしまった証拠です。かさぶたの下で表皮の再生活動が行われているので、無理にはがさずに、かさぶたの上から救急ばんそうこうを貼って、外的刺激からキズを保護しましょう。


Q7. 子供がかさぶたをはがしてしまいました。どうしたらいいですか?
A7. はがしたかさぶたの下には、滲出液がしみ出ているはずです。今度はそれを乾かさないように救急ばんそうこうを貼って適度な潤いを保ち、キズの完治を待ちましょう。
かさぶたがはがれてもキズ口がすでにふさがっていれば、そのままで大丈夫です。


Q8. 体調や食事もキズの治癒に関係する?
A8. 皮膚が新しい組織をつくるときに欠かせないのが、ビタミンC、ビタミンE、ミネラルなどの栄養素。これらを多く含む食事やサプリメントを摂取するのも、キズケアのポイントです。体調で重要なのは、糖尿病を患っている場合です。ほんの小さなキズでも免疫力が弱っているために感染し、化膿してしまうことがあります。自分でケアせず、必ず医師の診断を受けましょう。


Q9. キズ跡は消すことができますか?
A9. キズ跡は、目立つかどうかは別として必ず残ってしまいますが、どうしても気になる場合は、形成外科を訪ねるとよいでしょう。ただしキズがふさがってから半年から1年くらいは皮膚の下で細胞が修復活動を行っているので、その間は皮膚の自然治癒力を最大限発揮させて様子を見ます。その後、形成外科的な修正技術で目立たなくすることが可能です。

Q10. 救急ばんそうこうを貼り替えるタイミングは?
A10. 水で濡れたら貼り替えるのが鉄則。パッドが濡れてしまうと、細菌を増やす原因になるからです。貼り替えるときはキズ口を水で洗い直して、拭いてから。“モイストヒーリング”は湿っていればいいというわけではなく、皮膚の再生を促す滲出液を乾かさないことが大切なのです。
また防水効果のある救急ばんそうこうを利用するのも、キズ口を清潔に保つ方法の一つでしょう。


Q11. 救急ばんそうこうを巻いた指で魚や肉などをさわっても大丈夫ですか?
A11. 本来なら食品を扱うのは避けたほうがよいのですが、なかなかそうも言ってはいられませんよね。そのような場合は、料理の前と後に2回貼り替えるのがベストです。


Q12. 救急ばんそうこうのテープにかぶれるのですが…?
A12. 粘着剤の成分に天然ゴムの樹液(ラテックス)が含まれていると、「ラテックスアレルギー」を起こす可能性があります。樹液に含まれる複数の蛋白質、それらが変化した化学物質が製品から溶出しアレルゲンになることが明らかになっています。非天然ゴム系粘着剤を使用している救急ばんそうこうを選びましょう。
またテープをはがすときや、強く引っ張って貼ったときなどに、物理的な刺激によって皮膚に影響を与えることがあります。皮膚を押さえながらゆっくりとテープをはがす、不必要に皮膚を引っ張ってテープを貼らないなどの注意をしましょう。


Q13. 軟膏やクリームなどの薬は使ったほうがいい?
A13. 炎症止めや痛み止め、皮膚の活動を活性化させるもの、あかぎれ・ひびなどの乾燥を抑えるものなどがあります。キズ口を水で洗ったあと、キズの状態に適したものを使いましょう。ただし、むやみにたくさん使うことは避けましょう。
また、医師に処方された薬は、その医師の指示にしたがって使うようにしましょう。


Q14. ガーゼでもキズケアできる?
A14. ガーゼの繊維がキズに付着すると、ガーゼをはがすときにせっかく再生した表皮をはがしてしまうことがあります。キズにくっつきにくいタイプのものを利用するか、ガーゼに軟膏やクリームを塗り、くっつかないようにしてから使いましょう。
また、ガーゼの場合、滲出液を吸収してキズを乾燥させてしまうことがあります。モイストヒーリングを行うためには、できれば救急ばんそうこうを使うほうがよいでしょう。


Q15. 消毒剤は使ったほうがいい?
A15. キズができたら、まず水道水で汚れや細菌を洗い流すのが基本。でも砂やゴミで汚れて感染の恐れがある場合は、水でできる限り洗い流してから、化膿を防ぐために消毒剤を使うのも一つの方法です。ただし、むやみにたくさん使ったり、刺激の強いものを使うのは避けましょう。新しくできた細胞が死んでしまったり、消毒剤がキズ口に残り治癒を妨げることがあります。


copy right(C) 正しいキズケア推進委員会2006 ALL Right Reserved.